「数学月間の会」へようこそ!
Welcome to Maths Awareness Month Organizing Committee of Japan !

The period of July 22nd to August 22nd was set as "Maths Awareness Month of Japan"
by the Mathematical Association of Japan
(MAJ) in 2005.
Maths Awareness Month of Japan is run on a voluntary basis.
"Journal of Mathematical Culture (JMC)" is the organ of MAJ and is published half-yearly.
These dates are derived from two mathematical constants:
Archimedes' constant pi(22/7=3.14) and Napier's constant / Euler's number e(22/8=2.7).
During this period we support various events for raising the awareness of maths
 throughout the country.
7月22日--8月22日は数学月間(since2005)
日本数学協会は,2005年に,7月22日ー8月22日を数学月間と定めました.
この期間は,数学の基礎定数 π(22/7=3.142..) とe(22/8=2.7..) に因んでいます.
この期間に,数学への関心を高めるイベントが各地で開催されるよう応援しています.

数学と社会の架け橋=数学月間     Maths for all !
日本数学協会(MAJ), 数学月間の会(SGK)  
 

日誌

新規日誌1 >> 記事詳細

2015/05/30

数学月間とボランティア

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■毎年,7月22日--8月22日は数学月間です.この期間は,数学の基礎定数 π(22/7=3.142..) とe(22/8=2.7..)に因みます.数学月間を日本数学協会が定めてから今年で十年になります.数学月間の会(SGK)は,この期間に,数学への共感を高める活動が各地で盛んになるよう応援してきました.SGKはボランティア・ベースの活動なので,地味であまり知られていないかもしれません.SGKは会費も規約もありませんので,ぜひ皆様のご参加ご協力をお願いいたします.例えば,それぞれの地元で「楽しい数学のイベント」をやりませんか.「SGK通信に寄稿」などは如何ですか.あるいは,我々が手本にしている数学月間の先進国のwebにある色々な「エッセイの翻訳」に協力いただけませんか.さまざまなご提案やご意見,情報など何でもSGK世話人sgktani@gmail.comにご連絡ください.
(注)海外の数学月間情報は,(米国)Maths Awareness Month, (英国)Millennium Maths Project, (仏国)数学週間 などのwebサイトにあります.

■日本のこの種のボランティア活動精神はまだまだです.オープンソースのプログラムなどの開発でも,意識の高い個人レベルの活動に頼っています.皆の役に立つことでも,自分は手を出さずに他人がやるのを待つという傾向があります.公益的でなく利己的です.数学月間の活動は,ボランティアですので,自分の本を売るためとか自己宣伝のためではお断りしています.予算もありません.私たちは,毎年,月間初日の7月22日に数学月間懇話会を開催して,この10年間に30件ほどの講演を企画しました.これら無償の啓蒙活動は,自発的にご協力頂けたものです. 
「数学は国力を高める」とか「数学の仕事は年収が高い」とか,その功利的な面を強調することが,外国や日本でも流行っています.これも数学への注目を集める切り口の一つなので,あえて反対はしませんが,本当はこのような話題は私は大嫌いです.
文科省は,2006年5月のシンポジウム「礎の学問:数学」で,数学研究と諸科学・産業技術との連携の重要性を打ち出しました.その狙いは,先端数学研究と産業界の連携拠点づくりにあります.このような大きな予算措置もあり成果の期待できるプロジェクトは活性化しています.これは純粋な数学ではないと感じる数学者も多いことでしょう.確かに弊害もありますが,一方,数学者側が,数学への社会の課題を理解し,その課題の数学的命題化に力を貸すことも大切です.複雑な現実から数学の命題を抽出することが一番難しい所で,抽象化された数学研究だけでなく,数学者はこの段階にも積極的に関与すべきだと思います.ニュートンが力学研究に必要な数学的手段「微積分」を開発したり,オイラーが変分法を開発したり,かつては,数学者と科学者は一体でありました.ピタゴラスの時代から,数学の源泉は自然や工学にあったのです.数学者は抽象化された数学研究の細道に入り込むばかりではなく,このような未分化の源泉にも立ち戻るべきだと思います.連携研究の成果が,国力を高めるとか産業を強化するとかに直結することはあり得るわけですが,その精神が本末転倒にならぬよう注意が必要です.
連携研究のレベルは,既存の数学を適用するだけ,あるいはコンピュータによる計算という枠内のもの(数学が適用できるニーズ)も多いですが,異分野(社会,医学,諸科学,産業な ど)の課題には,新しい数学が生れる可能性(シーズ)も大いにあります.

■我々SGKは,「社会を支える数学」という視点から,数学の啓蒙・普及を狙っているのですが,一般への啓蒙活動は,成果が不明確なため放置される傾向にあります.自分の成果を追い求め研究をしている学者は,そのようなボランティアに手を出す余裕はありません.また,数学者は数学自体をその周辺(数学が応用される諸科学・工学,社会)から見る必要性を感じていません.
しかし,無償で成果も可視化できない数学月間活動のような,地道な一般への啓蒙活動が,数学への共感者を増加させるのに必要です.数学月間は受験の数学とも異なります.当然,数学月間は数学者のためのものではありません.私たちSGKは,数学を使う科学や工学者の視点や,一般市民の視点から数学を眺めます.専門家でない一般市民や生徒の皆さん,数学のその面白さを共に味わおうではありませんか.一般の数学愛好者の方々,意見交換にご参加ください.
22:53 | コメント(0)
SGK通信
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2015/04/01

講演会情報

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科学技術・学術政策研究所/研究振興局数学イノベーションユニット共催講演会「数学は世界を変えられるか? 忘れられた科学?数学から10年 数学イノベーションの現状と未来」開催の御案内
http://www.nistep.go.jp/archives/category/news/events



07:15 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/09/30

化学の日

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「化学の日」に関する情報を数学月間応援者から頂きました:
日本化学会,化学工学会,日本化学工業協会,新化学技術推進協会の4団体が,
10月23日を「化学の日」,その日を含む月曜日から日曜日までの1週間を
「化学週間」と昨年制定しました.
早速今年は産官学一体となって,化学の普及活動が国民亭イベントとなるように
呼びかけています.数学月間でもこのような取り組みが必要です.

*今年の「化学の日」活動記事はCCI_67_787(1).pdf
イベント一例
*「化学週間」君たちの将来と化学の未来@東京大学
 http://www.s.u-tokyo.ac.jp/info.html?id=4165
の高校生向きの催しの情報もあります.

16:57 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/07/23

数学月間懇話会(10)

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数学月間懇話会(第10回)
日時●7月22日,14:00-17:10

1.人口の集合関数としての「民力指数」

 松原望(東京大学名誉教授,聖学院大学)
 14:10-15:10
2.スパゲッテイを巡る旅,
 中西達夫(株・モーション)
 15:20-16:20
3.数学月間の狙と効用,今年の米国MAM
 片瀬豊,谷克彦(日本数学協会)
 16:30-17:10

ーーーー
会場●東京大学(駒場)数理科学研究科棟,002号室
最寄り駅●京王井の頭線「駒場東大前」
参加費●無料
問合せ先●日本数学協会,数学月間の会(SGK)
sgktani@gmail.com,谷克彦(SGK世話人)
 直接会場においでください(開場13:30).ご参加お待ちしています.
17:30より構内で各自払いの懇親会も予定しています.

22:41 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/04/13

Globe朝日新聞記事

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http://globe.asahi.com/feature/100201/memo/06.html

「0」を教えない罪


算数や数学を教える「遠山真学塾」を主宰する小笠毅(69)は、いまの学校での算数教育を嘆く。
小笠が例に挙げるのは、小学1年生の教科書の最初に出てくる数字だ。海外では、0(ゼロ)、1、……9と教えることが多い。しかし日本の教科書には、1、2、…9、10と並ぶ。

算数教育で最初に子どもがつまずくのが「位取り」の概念だが、「0」を教えずに「10」を示す。だから「じゅういちを書いてごらん」と言うと、「101」と書いてしまう子もいる。「0」を教わらずに、「10」を一つの数字として教わるから、「20」や「100」など、「0」が出てくる数字をどう理解したらよいのか戸惑ってしまうのだという。

本来、ものの仕組みを調べ、実態に迫ろうとするのが、数学だ。いまの教育は、理屈も説明せずに覚えさせる。覚えられなかったり、なぜそうなるのか躊躇したりしていると置いていかれる。
小笠は言う。「本当は、数は楽しい『数楽(すうがく)』。現状は、『数が苦』になってしまっている」


20:39 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/04/13

Globe朝日新聞記事

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http://globe.asahi.com/feature/100201/memo/05.html

友愛は無限か


数をめぐっては、未解決の問題がたくさんある。

(1)「双子素数」は無限に存在するか
双子素数とは、11と13、857と859など、差が2の素数の組のこと。「素数が無限個ある」ことは、紀元前から証明されているが、双子素数が無限に存在するのかは、今もわかっていない。

(2)4以上のすべての偶数は、2つの素数の和で表すことができる
ゴールドバッハ予想と呼ばれる未解決問題だ。6=3+3、8=3+5、10=3+7…というように、4以外の偶数は、2つの素数の和で表されることが、コンピュータにより、20桁ぐらいまでのすべての偶数について成り立つことは確認されている。

(3)「友愛数」は無限に存在するか
友愛数は、小川洋子の小説『博士の愛した数式』にも登場する。異なる自然数の組で、自分自身を除いた約数の和が、相互に等しくなる数の組をいう。
一番小さな友愛数は、220と284。220の自分自身を除いた約数は、1、2、4、5、10、11、20、22、44、55、110で、足すと284。一方、284の自分自身を除いた約数は、1、2、4、71、142で、その和は220となる。友愛数の組が無限に存在するのかは、証明されていない。


20:38 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/04/13

Globe朝日新聞記事

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http://globe.asahi.com/feature/100201/memo/04.html

ヒマワリとダビンチ


自然界には、多くの「数学」が潜む。
例えば「フィボナッチ数」。0、1、1、2、3、5、8、13、21……。1+2=3、2+3=5というように、隣り合った数の和が次の数になる数列だ。実は、このフィボナッチ数が、ヒマワリに姿を現す。ヒマワリの種は、中心に向かってらせん(渦巻き)状に並ぶが、このらせんの本数は決まってフィボナッチ数のどれかに一致すると言われている。
梅や桜の花びらは5枚、コスモスの多くは8枚だ。あたかも植物が数学を知っているかのようだ。

このフィボナッチ数の隣り合う比をとると、数が大きくなるにつれ、1.618に近づく。1対1.618…は黄金比と呼ばれ、「もっとも美しく見える比」として、レオナルド・ダビンチの絵画など、芸術の世界に頻繁に登場する。人間の「美的感覚」にも数学が潜んでいる。


20:36 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/04/13

Globe朝日新聞記事

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http://globe.asahi.com/feature/100201/memo/03.html

数学と社会/「数学の誤用」 監視も必要


産業と数学の急接近を、数学界全体が歓迎しているわけではない。特に、美や真理に魅せられた数学者にとっては「数学は実社会に役立たないからこそ、純粋で美しい」との美意識が根強い。

近代日本の代表的な数学者、高木貞治は、数学の社会への貢献の必要性を説きつつ、「『実用』と言っても、本当には実用にはならない。実用的というのは、つまり融通が利かないということだ」と語った。目先の実利で「応用」を考えた数学は、大成しないというわけだ。

コンピューターの原理を考案した数学者フォン・ノイマンは、原爆開発のマンハッタン計画で中心的役割を果たした。一方で、同時期に活躍した数学者、ノーバート・ウィナーは戦後、「もし研究が無責任な軍関係者の手に渡れば、必ず害になる」として、軍や兵器開発への協力を拒絶し、医療分野などへの応用を望んだとされる。

数学者で哲学者のバートランド・ラッセルは反核・反戦運動を展開。「ラッセル・アインシュタイン宣言」を出した。これには湯川秀樹も参加した。学生時代に物理を専攻した応用数学者の津田一郎・北大教授は「核分裂を自然現象として記述するのはいいが、爆弾に使うといった瞬間に悪魔になる。数学や科学が持つ『美意識』とは違うモラルが要求される」と話す。

数学者の遠山啓はかつて「数学の役割の増大に伴い、数学者の社会的役割も増大する。社会的にどのような責任をとるべきか、議論せねばならない」と主張。「数学の誤用がいかに大きな害を社会に及ぼしうるかも知っておかねばならない」と指摘した。


20:32 | 投票する | 投票数(0) | コメント(0)
2014/04/13

Globe朝日新聞記事

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http://globe.asahi.com/feature/100201/memo/02.html

数学と社会/他分野との連携模索


日本の文部科学省科学技術研究所も06年、「忘れられた科学―数学」という報告書で、産業分野における数学を「構図や構造を支配する原理を見いだすための強力なツール」と位置づけた。

大学での取り組みも始まっている。

九州大は06年、数学科の博士課程の一部で、企業での実習を義務づける「インターンシップ制」を導入。当初、260社に案内したが、「何をさせたらいいのかわからない」と受け入れはゼロ。しかし徐々に浸透するうち、特許や共同研究にも発展する成果も生まれている。若山正人・数理学府長は「企業側にもようやく、社会インフラとして数学に注目しようという風潮が芽生えてきた」と語る。

文科省から委託を受けた九大、東大と日本数学会、新日鉄は、人文系も含めた国立大学の研究者5000人(数学、物理は除く)に、「数学と科学・産業」の問題意識を探るアンケートを実施。回答者の約3分の2が「自分の研究に数学の力を借りたい」と答えたという。

北大では、数年前から「数学質問箱」を設け、学内の他分野の研究者からの相談に乗っている。社会紛争を研究する経済学者、たんぱく質の結晶構造の生物科学者、一票の格差を検証しようとする法学者などが訪れた。08年には「数学連携研究センター」を設置した。

日本数学会では「様々な科学を縦糸とすれば、数学は横糸。同じような壁にぶつかっている課題に、横のネットワークで連携する仕組みを作りたい」(坪井俊・理事長)と、他分野や産業界と連携する枠組みを検討しているという。


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2014/04/09

SGK通信(2014-16)数学月間について_片瀬

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片瀬豊氏から,「数学月間」について以下の投稿がありました.
数学月間の栞.docx
〈数学月間)の狙いと効用.docx
クリックしてお読みください.

プレセンテーションs-数学月間の狙いと効用_片瀬豊.pdf

資料 日・米数学月間物語_片瀬.pdf
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2014/03/26

SGK通信(2014-08)公開シンポジウム報告

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「数理モデリング(数学と諸科学・産業)との連携の観点から)」
3月26日(13:00-15:30)日本学術会議にて,以下の5つのプレゼンテーションがあった.
楠岡成雄(東大),高田章(旭ガラス),山本昌宏(東大),長松昭男(キャテック),三村昌泰(明大).[このあと引き続きパネルディスカッションが行われたが報告は略]

**** これらをまとめて,その要点を以下に報告する(谷) ****

諸科学分野の研究者(モデリング発案)と数理解析の連携が望まれる.
連携で生れるのは,「現象数理科学」と呼べるような分野である.

工業(産業界)では,現場で使えるシミュレータを望んでいる.
これは,オーダー評価ができることが重要で,真実追求とも違う筋書のようである.
このためのモデリングは,経験則と第一原理(=物理や数学理論)でもなく,この両極端の中間にある.
少しでも現実に合った単純化されたモデリングは,その分野の研究者と数理解析者との連携でできる.
◆示された実例

・ガラスの結晶化のシミュレーションに結晶化を加速するために,変換されたポテンシャル地形を用いた.
・高炉の熱伝達のシミュレーション.数十か所のモニター・センサーのデータから,異常な温度変動の事前予知ができる.
・粉じん拡散のシミュレーション.セシウム137の拡散シミュレーション.実データを説明できる.
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